2021.07.31
暑い日が続いていますが、みなさんお変わりないですか?
今年の夏は特に“東京オリンピック・パラリンピック2020”があり
気温のみならず心(ハート)も熱くなりますね!!!
無観客試合が多い今大会の影響か
『みんな(家族)でTV観戦する時、聞こえづらいんだけど
“補聴器”と“集音器”どちらがいいのかしら?』
・・・とご来店されるお客様が増えてきました。
確かに、ご年配の方が家族と同じ音量で観戦するとなると
少し物足りなさを感じるかもしれませんね。。
そんな時に便利なのが“補聴器”と“集音器”。
今回は、似ているようで、実は別物な
補聴器と集音器の違いをお話します。。
まず大きな違いは・・・『医療機器なのかどうか』です。
【補聴器】
厚生労働省が定めた一定の基準を満たした医療機器です。
補聴器取り扱いのお店での購入になります。
また、補聴器はオーダーメイドなので
個人の聴力に合わせるフィッティングを必要とします。
価格は10万ぐらい~になります。(医療機器の為、非課税)
【集音器】
製造や販売において、特別な制約は設けられていないので
家電量販店やネットでの購入も可能です。
また、個人フィッティングのいらない大衆向けです。
医療機器に該当しないので、価格も低価格で購入できます。
また、“聞こえ具合”も少し異なります。
【補聴器】
各々の聴力に合わせたフィッティングをするので
聞こえは良くなります。
また、雑音下での言葉の聴き取りを助ける機能や
出力制限・ハウリング防止機能などの調整ができるので
装着時の不快感などは軽減されます♡
【集音器】
聞こえ方は“全ての音を大きくする”機器です。
大きな音も、より大きくします。
ほとんどの集音器には、音量調節ができるようになっているので
聴力に合わせた調整はできませんが、
自分の聞きたい音量に変えることは可能です。
1つ注意点として、大きな音を聞き続けることで
健康を害する可能性があります∑(゚Д゚)
また、補聴器のように細かい調整が出来ない為
全体的に音を大きくする集音器での、雑音下での会話は
聞き取りにくいかもしれません。(個人差あり)
このように、補聴器と集音器では
似ているようで別物ということが
お分かり頂けたでしょうか?
まずは、それぞれの違いを理解した上で検討することです。
そして何より、聴力の低下・難聴に関して気になることが出てきた際は
耳鼻科の専門医に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です✨
補聴器や集音器を試すのは、それからでも遅くはありません。
メガネの石沢では、補聴器を取り扱っております。
(集音器の取り扱いはありません。)
冒頭でお話しました通り、補聴器は細かな調整をすることが出来ます。
調整をするために聴力チェックしてからの
デモ機の貸し出しも行っています。
店内だけではなく、ご自宅や集会での聞こえを体験し
その後ご検討いただき購入、もしくは体験のみも大歓迎です!!
もちろん、購入後のアフターサービスも
しっかりさせていただきます(‘◇’)ゞ
もし聞こえに不安がある方、あるいはご家族の方
ぜひ、メガネの石沢に相談にいらしてください。
※取り扱いは二本松店・本宮店になります。。