2024.06.25
日常生活の中では、
遠くの景色・室内でのテレビや手元のスマホなど
“見る距離”は様々です。
どんな距離でも見えるのは、
目の“調節力”が関係しているのはご存じですか?
今回は、“調節力”についてお話していきたいと思います。
具体的には、目の組織「毛様体筋」が
緩んだり縮んだりすることによって、
「水晶体」の厚みが加減されます。
見る対象物が近くなると、物理的に焦点は網膜の後ろで結びます。
この時、毛様体筋の収縮により水晶体の厚みが増します。
すると、水晶体自体の屈折力が増加し
目に入る光が絞られて、焦点が「網膜(中心窩)」で集まります。
(ピントが合うということ。)
この一連の働きを「調節」と言い、
調節する力を「調節力」と言います。
近くを長時間見ている状態では
(スマホの距離が近い、パソコンの距離が近い・・・etc)
毛様体筋が頑張っている状態が続くので
目が疲れることもあります😒💦
近視の方は「遠くが見えづらい」
遠視の方は「遠くも近くも見えるが、目が疲れやすい」
ということがあります。
※詳しくは👇
『目が良いor悪い』って何?自分の目ってどんな状態?・・・みなさんの疑問にお答えします♪ をご覧ください。
そこで、目の調整力をメガネで補います👓✨
メガネを掛けることにより
近視・遠視それぞれの苦手な調節を手助けし
『ラクに見える!』になるんです!!!
私は近視なのですが
メガネで矯正し、正視と同じ見え方になっています。
今、無意識で見ているこのパソコンも
壁に掛けてある時計も、スムーズに見えているのは
目の働き「調節力」のおかげなんですね👀💕
そんな目の働き「調節力」は
年齢を重ねると同時に衰えていきます。。
…つまり、いずれは「老眼(老眼)」になるということです。
老視(老眼)については、
また別の機会にお話しますね♫